私が好きな亜熱帯の力

私は沖縄の亜熱帯が好きだ。特に沖縄の植物は本土の植物と迫力が違っていて、大きさも、形も、色の濃さも、一つ一つに力強さを感じます。本土にある木々たちは杉のようにすらっと高く、大きく、凛としてどこかクールなイメージなのですが、沖縄の植物は近い距離にたくさんの種類が育っていて、生えている姿もお互いに肩を寄せ合って並んでいるようにぎゅうっと密度の濃い生え方をしています。

 

 大学生の頃、海の生物の勉強をしていた私にとって多様な生き物が生活する環境はその土地の「豊かさ」を表しているよう。日本で唯一亜熱帯の島 沖縄のいろんな生き物を受け入れる力、排除せずに共存していくエネルギーのようなものを感じます。

 また最近は、梅雨の時期だからか、沖縄の「雨」に亜熱帯の力を感じます。

 沖縄といえば晴れた日の”青い空!白い雲!”をイメージする人も多いと思いますが実は、意外と晴れが少ない。晴れていたかと思うと急にスコールのような雨が降ることも。特に畑で作業をしていると突然ヒヤッとした冷たい風が吹いてきて、顔をあげると遠くの空が灰色に。そうしているうちにパラパラと降り始め、あっという間にバケツをひっくり返したかのような雨が降ります。短時間での天気の変わりようにも驚きますが、空に蓄えていた力がドッと降りてくるような雨の量に迫力を感じます。

農家さんに聞いた話では「どんなに人が効率よく植物を育てるためにスプリンクラーなどで水を与えても”天からの恵には叶わない”」と。実際に雨が降った後の植物たちはいつも以上に緑が青々としてイキイキとした力強さを感じることがあります。空から降る雨は、森に落ちて、川を通り、海へ流れて雲になる。栄養を蓄えながら降る雨は植物にとって必要な栄養素をたくさん含んだ何モノにも変えられない栄養補給になっているんだなと感じました。

 また一方で、雨によって海に流れ出される「赤土」の問題は今も深刻で、大雨の日の海は赤い土の色で一面に染まることも。土地改良によって替えられた畑の土が雨によって海に運ばれることで、浅瀬に住む生き物たちは生息することができなくなってしまいます。

 沖縄に住んでいると亜熱帯の雨の力は生態系に大きく関わる偉大な力であることを実感します。

雨からの栄養はもちろん、土の力も太陽の力も全部吸収して根に蓄えるのがウコン。沖縄の太陽をいっぱいに浴びて育つウコンは一年で土がクタクタに。そのため、ウコンを育て終えた畑は一年休ませて土の力を回復させるんです。土地のエネルギーを全部吸収して育ったウコンは手に取るだけでじわっと栄養の豊かさを感じさせてくれます。

沖縄では昔から乾燥させてお茶にして飲むのが一般的だったようですが、私が最近ハマっているのはウコンの粒でつくるゴールデンエール。(作り方)疲れが溜まってスカッとしたい朝に飲むのが最高です!ウコンの黄色がとてもきれいで見ているだけでもワクワク。特に週末につくるのは特別でミントも添えて、お家でカフェ気分も味わえてシュワシュワと弾ける泡が1週間がんばった身体のイライラや疲れもハジけさせてくれそうなのでお気に入りです。

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