美佳のユンタクあるある話「いなぐ・いきー」から生まれた物語

お客様とのおもしろ会話

4月にスタートした『いなぐ・いきー』もおかげさまで第4号となりました。お客様担当のイーノスタッフがつくる「いつもお世話になっているお客様だけ」に届ける「沖縄ものがたり」です。早くもお客様の読んでの反響が続々、「ユンタクの輪」が広がっています。

5月号の沖縄とんでもない物語・お菓子編『ちんびんとポーポー』を読んだ沖縄県にお住まいのお客様(83歳)と担当のお話です。
<お客様>
「あの冊子に載ってた『黒いもの』美味しそうだね」
<担当>
「あれは職員の手作りなんですよ」
<お客様>
「久しぶりに思い出して小麦粉と白砂糖で孫のために作ったよー」

お客様から「美味しそうー!」と絶賛されたと聞いて一番に喜んだのは、沖縄とんでもないお菓子担当の中地香苗さん。
琉球王朝時代のレシピを真似て初めて作ったそうです。
「焼き方とか返すタイミングとかいろんな本で調べた。思ったより黒っぽくて心配だった」と話していました。

昔から「子供たちの健やかな成長を祈る風習」というちんびん。お客様の「久しぶりに孫のために作りたくなった」という言葉にとても喜んでいました。
電話越しに「サーターアンダギー作ってるから取りにおいでねー」。お客様の愛情もたっぷりいただくことができました。

5月号の沖縄こころ旅担当の井坂歩さんの『浦添城跡・浦添ようどれ』を読んで「山口茶」が届きました。「たまたま行った郵便局で見つけたから」と山口県にお住まいの女性のお客様(64歳)からです。
京都から独り沖縄にきた井坂さん、「こうあらねばならないという考えから解きほぐされた…」とも書いています。ふるさとを離れて頑張る姿に、親のような気持ちで応援したくなったのかもしれません。純粋島んちゅの私には気づかない「こころ旅」の深いやりとりを感じました。

お客様からは次のような嬉しい反響もありました。
タイトルの『いなぐ・いきー(女・男)』に、北海道の男性は「沖縄女性が強いのもわかった(笑)」。沖縄のグスクなどの風景や食べ物に、東京のお客様は「30年前の旅行を思い出しました」と懐かしそうです。
「沖縄のことは知らないことが多い。テレビで見るより身近に感じました」と静岡県のお客様からも嬉しい言葉をいただきました。

お客様担当 大城 美佳(おおしろ・みか)

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