黄金色の美味しいウコン茶

ウコンは、沖縄ではウッチンと呼ばれ、ショウガ科の多年草、原産地はインドで、大交易時代に琉球にもたらされました。英語名をターメリックといい、カレー粉の原料となっていますが、ウコンと知らずに口にしている人も多いかもしれません。


その中でもウッチン茶(ウコン茶)は、肝臓を酷使する愛飲家だけでなく、健康を気遣う人の間でも人気です。なぜか、おばぁの家に行くと缶入りのウッチン茶とさんぴん茶は定番のお茶として準備されています。健康第一に考える沖縄のおばぁらしいですね。

 昔は、どこの庭にもウコンが植えられていて、ウコンを天日干しにするのに約2ヶ月かかったとか。洗って皮を剥いてスライスしてと、とにかく手間がかかったと聞きます。乾燥させたウコンは、お湯を注ぐだけでウコンの黄色が滲み出てくるほど栄養成分がたっぷり。沖縄の伝統飲料の一つとなってます。

おまけ、、、

ウコンは飲むばかりではなく、染め物にも利用されています。赤ちゃんはウコンで染めた着物を着せると虫に刺されないといわれたり、衣類をウコン染めの風呂敷で包んでおけば虫がつかないとされていました。黄金色のウコン色に金運が上がるとウコン風呂敷を部屋に飾ったり、確定申告の書類を包むのに今でも利用している話も聞きました(笑) お客様担当 大城美佳(おおしろみか)

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