ウコン染めの美しい着尺に「沖展」で出会いました!

去る3月18日から4月2日まで開催された、第74回「沖展」を訪れた時、染色・織物の展示ブースの一角に一際目を引く鮮やかな黄色の反物がありました。

【写真はイメージです】

遠くからでもその美しさに目を奪われ、その一部の空間が明るく光っているような印象でした。「もしかして…」と期待に胸を膨らませながら一歩づつ近づいていくと、細かくて繊細な模様が織り込まれ、色も一色ではないことに気づきます。

沖展会員の和宇慶むつみ氏による「黄色地花倉織着尺」と紹介がありました。

染料の項目には…「やっぱり!ウコンが入ってる!」

染料の材料として使われている数種類の植物の中の一つに、「ウコン」の文字がありました。遠目からでも惹きつけられるウコン染めの鮮やかな黄色は、まさに「鬱金色」。

琉球王朝時代、ウコンなどで染められた黄色地の衣裳は王家のみが着ることができる格式の高い色とされ、特別な公式行事の時だけ着用されていた特別な衣装だったそうです。

色の素晴らしさもさることながら、ウコンには殺菌・防虫効果などもあるため、昔からウコン染の産着を赤ちゃんに着せたり、大切な物を保管する時に包んだりする時にも活用されてきました。

ウコン♡女子としては、この素晴らしい着尺を作られた和宇慶さんに、ぜひお会いして直接お話しを伺いたいと思っています。お知り合いの方がいらっしゃいましたらご紹介いただきたいです!

琉球舞踊などの衣装にも鮮やかな黄色が用いられる

記事を書いた人:新垣多美子(あらかきたみこ)毎日元気に動けるカラダでいたいから、自分に合った最高のウコンの取り入れ方を日々、探索中。色々な人に教えてもらいながら、そのご縁も楽しんでいます♪

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