沖縄で愛され続けるおやつ、今帰仁村へ行って食べたい『ウコンアンダギー』

手作りおやつで人気は、クッキーにケーキ、シュークリーム、プリンが定番ですが、沖縄の手作りおやつは何といっても”サーターアンダギー”です。(サーターアンダギーとは、沖縄伝統的な揚げ菓子。「サーター」は砂糖、「アンダ」は油、「アギ」は揚げるという意味です。)


お菓子作りのコツは分量をしっかりはかること。アンダギーのコツは?と沖縄のおばさんたちに聞くと「てぃーあんだー」の答えが続出でしょう。「てぃーあんだー」とは、直訳すれば手の脂ですが、作り手の愛情たっぷりの料理という意味です。アンダギーはまさしくそれ!柔らかい小麦粉の生地は、手びねりと言って手で絞り出しながら油の中へ投入。道具ではなく自分の感覚で作っていく技はカッコよく、アンダギーが作れるというのはちょっと憧れます。

揚げ菓子って無性に食べたくなる時がありませんか?
表面はサクッと中はしっとり、1個食べるとお腹は満足なのに手は次の一個へ。でも揚げ菓子だからカロリーが…と遠のいていましたが、新しい魅力を発見しました。

『今帰仁の駅そーれ』は那覇から車1時間半ほど人気商品の一つがアンダギーです。黒糖味や紅芋、ドラゴンフルーツやタンカンなど季節に合わせて登場します。「そーれ」さんにウコンで作れないかお願いしてみました。

というのも、琉大ゴールド(秋ウコン)が収穫の時期を迎え、生ウコンで扱えるのが3〜5月の時期だけ。他のウコンと違って、苦味が少なくほのかな甘味もあり、鮮やかなオレンジ色で美味しい。この琉大ゴールドを使って作ってみてほしい!!

「そーれ」の代表鈴木江美子さんは、話を聞いた時は「え?ウコンで?」と思ったそう。ウコンをスイーツで使うことは考えたこともなく、初めてのチャレンジは失敗の積み重ねでした。

綺麗な黄色を出すために、生ウコンに加え、乾燥チップス、パウダーで調整。食べやすい甘さの工夫もしました。砂糖で煮詰めた乾燥チップスを細かく刻んで歯応えを出しました。
琉大ゴールドは粉末と乾燥の”二刀流”で活用。ウコンの色や香り、歯応えまで楽しめるウコンアンダギーが誕生です。

そして、「そーれ」の25周年感謝祭に合わせて『ウコンアンダギー』の限定販売も開始することになりました。

食べたお客様は、「ちゃんとウコンの味と香りがするけど、サクサクして美味しいー、最高」「いつもお父さんが畑からいっぱい持ってくるけど、どんなして使うかわからなかった、どうやって作ってるの?」と作り方に興味を持つ方もいれば、「いろんな味のアンダギーがあるのはいいね」「ウコンは健康にいいとよく聞くけど、美味しい」と、皆さん喜んでもらえました。
(新聞やウェブでも掲載されました。沖縄タイムスプラス/YAHOO!JAPANニュース

アンダギーは脂っこいから気にしていた私がいましたが、今回『ウコンアンダギー』をやってみて健康素材を使って旬の味が楽しめる魅力を見つけました。原料がシンプルなのに色も香りも食感まで楽しめ、甘さまで調整できるのはすごい。

琉大ゴールドを使ってあなただけのサーターアンダギーを作ってみませんか?

今帰仁の駅そ~れ

今帰仁村玉城157
営業時間:9:00~17:00
定休日:月曜
TEL 0980-56-4940
http://www.so-renokai.jp/

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