【本】おきなわこども詩集’85・’86「でいご」第4集
【本】おきなわこども詩集’85・’86「でいご」第4集
■ 編集者 | 沖縄県児童詩研究会 |
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■ 頁数 | 311ページ |
■ 発行者 | 川畑 保夫 |
■ 発行日 | 昭和60年12月20日 |
■ 発行所 | 株式会社沖縄教育出版 |
■価格 | 1,430円 |
おきなわこども詩集は、沖縄の子供たちの詩を財産として残していきたいという願いをこめて昭和60年に第4集として発行されました。本集への応募校は小学校112校と北部や離島から特色ある作品が集まり、343人の子供たちのさまざま叫びやつぶやきがいっぱい詰まっています。 はしがき 物の豊かさの中に生まれ・育ち、求めなくても物が潤沢に与えられている子どもたち。核家族化と両親稼働という状況での家族関係の希薄化。今の子どもたちは、無感動・無関心・無気力などとの言葉も耳にしますが、ほんとうにそうなのでしょうか。子どもたちの本当の姿や、願いをこの詩の中から見つけていきたいと思います。(一部抜粋)
・不思議な目(1・2年)
・ユニークな目(3・4年)
・こまやかな目(5・6年)
《特別寄稿》
・子どもの詩心を大事に育てたい 新崎洋子
・いつのまにか詩集が 平良ひろみ
・子育ての中のゲーム 加藤浩一
・TAとは
《座談会》
・詩に見る子どもたちの姿
・作品を寄せてくれた学校
・編集委員会一覧
小学1年生から6年生まで343人が感じたままに表現。「いたずら風」「おとうさんのおさけ」「がじゅまる」など懐かしさを感じる心あたたまる詩が詰まっています。
子どもたちのわずかな言葉の中に、子どもたちの生活が少しずつ見えてきます。子どもたちの素直な優しい心、豊かな感受性があふれ、本当の心の奥まで読んであげたくなる一冊です。
詩の一つ一つに先生方による短評が付いてます。まるで子どもとおしゃべりをしているかのようなに先生方が子どもたちの気持ちや感じ方を受け止める様子がよくわかります。