【本】沖繩の先人たち

【本】沖繩の先人たち

■ 編集者沖繩の先人たち編集委員会 喜舎場一隆(監修)
■ 頁数235ページ
■ 発行者川畑 保夫
■ 発行所株式会社沖縄教育出版
■ 発行日昭和56年4月13日初版
■価格1,200円
通常価格 1,200円(税込)
個数
■本の内容 

「わたしたちは、沖縄に生まれ、青少年時代からそこで育ち、成長しました。少年時代は、小学校の先生やおじいさんやおばあさんから、きょうどにつくした人々や祖先の話を聞かされました。このような話しは、わたしたちの心のそこに、あたたかく残っています。また、その話しは、先人た先輩たちが、その時の苦しみを、努力と知恵と勇気によってのりこえた話しで、わたしたちに喜びと、希望をあたえてくれます」(本書「はじめに」より)


■もくじ 

沖繩の歴史に残る21人の物語
・沖繩の社会制度の基をつくった 尚 真王
・沖繩産業の大恩人 儀間真常
・死をもって沖縄を守った三司官 謝名親方
・沖繩の歴史を初めて書いた 羽地朝秀
・治水工事によって災害から沖繩を守った 蔡温
・琉球古典音楽の祖 幸地賢忠
・人々に道徳をひろめた 程順則
・組踊りをつくった 玉城朝薫
・悲劇の琉球文学者 平敷屋朝敏
・情熱の琉球歌人 恩納ナベ
・沖繩の牛痘種痘を接種した 仲地紀仁
・悲劇の政治家 宜湾朝保
・宮古の人頭税廃止運動を指導した 城間正安・中村十作
・自由民権運動をおこした 謝花昇
・移民の父 当山久三
・けらま鰹漁業の恩人 松田和三郎
・おもろと沖繩学の父 伊波普猷
・さとうきびの品種改良につとめた 宮城鉄夫
・沖繩の生んだ偉大な芸術家 山田真山
・異民族支配のもとで国民教育を守りぬいた 屋良朝苗


沖繩の先人たちについて
郷土に残る歴史をつくった21人の先人たち
郷土に残る歴史をつくった21人の先人たち

小中高校の教師が沖縄県内をまわり、政治、経済、産業、学問、芸術、あらゆる分野から、沖縄の発展に尽くした21人の先人たちの業績をまとめました。

子どもたちと学ぶ、
先人たちの足あと
子どもたちと学ぶ、先人たちの足あと

郷土に残る歴史をつくってきた先人たちの足あとを現代の子どもたちと学ぶために発行されました。挿絵もあり、子どもと一緒に読みやすく行間がとられ、ひらがな表記が多く、漢字にはふり仮名が記載されています。

「郷土を愛する心」
を育む
「郷土を愛する心」を育む

沖縄の風土、美しい自然は、人を癒してくれる空間。その一方で、大きな台風に襲われ、限られた土地、資源のなか食料が乏しく、苦しい生活を続く時代も長くありました。そのなかで人々がよりよく生きることを模索し続けてきた先人たちがいかに力強く正しく生きたか。先人たちの生き様に触れ「郷土を愛する心」を育んでほしい、という願いがこめられています。