ゆったりと話を聞ける時間が嬉しい

「あなたしか信用できない」遠く離れていても、             つながる嬉しさ

小嶺 澄枝(こみね すみえ)

 奥様を急に亡くされたお客様がいました。生活のことは全て奥様任せで、私も奥様としかお話したことがなかったので、訃報を耳にしたときはとても驚きショックを受けました。お客様もとても落ち込んでらっしゃいましたが、お電話差し上げるとすごく喜んでくださいました。
いつも電話を楽しみに待っていてくださるので、嬉しいことです。
 「あんたしか信用できない」と 毎回必ず担当指名でご注文くださる方、「お宅のしかとってないよ!ちゃ〜げんきはとってもいいよ」と励ましのお言葉をくださる方…振り返るとたくさんのお客様のこと浮かんできます。
 商品を気に入っていただくことはもちろんですが、お電話を喜んでいただけている瞬間が、仕事のやりがいになっています。
 家庭では怒ることがいっぱいあるんですけど、お客様と楽しくお話できると嬉しくて会社ではいつも笑っています(笑)
 「お元気にされているかな」と、いつも気になりながらお電話差し上げています。

「健康でさえいれば、元気でさえいれば」
お客様のお言葉に勇気をいただいています。

新垣 秀子(あらかき ひでこ)

 担当させていただいているお得意様のなかには東北の方も大勢いらっしゃいます。二〇一一年の大震災の時には連絡が途絶え、お声が聞けない方々のその後を案じておりました。遠い沖縄の私には声をかけることしかできず、少しでも元気をお届けできたら…という想いで毎月お電話を差し上げていました。
 自宅も事務所も全て失った大変な状況のなか、Y様は場所を変え事業を再開されたことをお話くださいました。5年後、自宅を新築された際には「これから庭を作るのが楽しみです」と。
 大切にされてきたものを全て失い、ゼロからのスタートでも常に前を見て進んでいかれるY様のお言葉が胸に突きささり「がんばろう!」と私の方が勇気をいただきました。
 「何もなくても、健康でさえいれば、元気でさえいれば、どうにかなる!どうにでもできる!」とのお言葉で改めて健康の大切さを感じ、Y様から教えていただいたことを日本全国のお得意様にお伝えしています。

「毎月の電話で安心できる。気にかけてくれてありがとう」

安次富 敏子(あしとみ としこ)

 ご縁をいただいてから20年近くなるお客様もいて、そのなかでお一人暮らしの方も増えてきました。子どもたちに心配かけたくないからと、自分一人で頑張っていらっしゃる方とお話していると、すぐにでも飛んで行ってなにかお手伝いしたいと思うこともあるんです。ときには身内のように、少し厳しくなってしまうことも…
 最近、M様も一人暮らしになり、食事面が心配なのでもずくをお知らせしました。翌月伺うと「ご近所に全部配ってしまった」と!私はショックを受けて「人が良すぎますよ~簡単に食べれて栄養も摂れるからぜひ召しあがっていただきたかったのに」と言うと、「そうだったの?」と仰るので「だから言ったじゃないですか!」と母親のような口調になってしまいました(笑)。
 お客様と話のキャッチボールが楽しくて、私も隠さずありのまま、自然体でお話しています。お声がとっても若々しくて、まわりからも「なんでこんなに若いの!?」と言われているM様はいつも「ちゃ~げんきのおかげ」「毎月電話をくれるから安心できる。いつも気にかけてくれてありがとう」と言ってくださるので、そのひびきのよい一言が私もとっても嬉しいです。

「久しぶり〜」と1ヶ月しか経っていなくてもお電話をお待ちいただけていることが嬉しい

新垣 陽子(あらかき ようこ)

 入社当初は1ヶ月に1度のペースでお電話を差し上げるのは抵抗がありました。お忙しくしてないかな? 夕飯の準備中なのでは? などいろいろ考え悩むばかり。ですが、ある時お客様から「新垣さん、久しぶりですね~」とお声をかけていただき、お電話を楽しみに待っていてくださるお客様がいらっしゃることに気づかれされました。それ以降は、全国のお客様とお話しできることが私自身の楽しみにもなり、今では「身近な人には言いにくいけど…」とご家族のお悩みなどを打ち明けていただくことも。
 私自身もお客様のお話を伺っているときは自分の悩みを忘れてしまいます。時には「それはダメですよ、絶対辞めた方がいいですよ!」と言うことも稀にあったりと(笑)お友達感覚でお話できる方もいるので、すごく幸せです。普通の通販会社でこんなにお話できることってないかな~と思っています。
 話すと気持ちがスッキリ明るくなりますよね。溜めておくとモヤモヤすることもあると思います。人生の先輩も多いのでアドバイスができるわけではないのですが、お話を聴くことだけはできます。
 お客様のお気持ちに寄り添って末長くお付き合いいただけることを願っています。

「この前はありがとう。それを伝えたくて電話待ってたよ〜!」

崎浜 規子(さきはま のりこ)

 「那覇に遊びに来たいね~会いたいね~」。入社当初で緊張してまだお話に慣れない頃だったので、初めてお話したときからとても話が弾んだH様にそう言っていただき嬉しかったです。H様のお声がハスキーな感じに聞こえたので「お風邪ですか?」と聞くと「うん、ちょっとね」。
「実は、はちみつ大根と言って…」と、私自身も喉の調子が悪い時によくやる自家製の方法を紹介させていただきました。はちみつに誘われて大根のエキスが全部出てくるんです。「これをおちょこ1杯ずつ飲んでいると咳も早めに回復するし喉にとってもいいですよ。残った大根は煮付けにしておかずの一品に…」と紹介すると、とっても喜んでいただきました。
 翌月電話すると「この前ありがとう! あれ良かったよ~! それを伝えたくて電話待ってたよ~」と言っていただきました。実際に試してくださったことが私もとても嬉しか ったです。
 一回一回のお電話がお客様との大切な対話の時間。電話でお互いの声を通して、想いが通じ合う瞬間がとても嬉しいです!

お得意様のお話を伺うことが大好きです!

佐和田 恵子(さわだ けいこ)

お得意様と一緒に健康で美しく、明るい未来を目指せたら、という思いでお電話しています。お得意様のお話を伺うことで、お一人おひとりが歩まれてきた人生、歴史が私自身の学びにもなります。ときには時間を忘れてしまうほどお話にひきこまれてしまうことも多いです。
 「フランスで余生を送る」と旅立たれたお得意様より「座して滅びるより自ら革新せよ」という言葉を贈っていただきました。その言葉を胸に日々挑戦したいと思っております。
 また、私自身は長年続けているフィットネスからの学び、体のケアなどをお得意様へお伝えし少しでも快適な毎日を過ごしていただければ幸いです。
 お得意様にはいつまでもお元気で過ごしていただきたい。いつまでもいろいろなお話をお聞かせいただける担当でありたいです。
日々笑顔
日々感謝
ありがとうございます。

「久しぶりにこんなに笑ったよ、あー元気になった

「上原さんが元気だからパワーをもらってる。
  マメにたずねてくださって嬉しいですよ」

上原 美枝子(うえはら みえこ)

 「どう~?元気にしてる~?頑張ってる~?」の一言ではじまり、奥様が必ず「ちょっと待ってね、主人にかわるからね」と仰って、ご夫婦で毎月お声を聞かせていただいている横浜のお客様。十年来のつながりで、電話を差し上げると声ですぐにわかってくださり「孫は大きくなった~?」と家族のような親戚のような、親しいお付き合いをしていただいています。
 沖縄観光の際、会社に立ち寄ってくださり初めてお会いした時には、なぜか久しぶりにお会いするかのような感覚に。まるで親戚が遊びに来てくれたかのように感じました。
 沖縄が大好きなご夫婦なので、私よりも那覇の街にお詳しい!「あっちのお店のおそばは美味しいから行ってごらん」とお勧めいただくこともあります。 
 年齢を重ねられ、以前より沖縄に来られる回数は減り少し寂しく感じているのですが、「上原さんが元気だから。マメにお電話でたずねてくださるから嬉しいですよ。上原さんの元気が私のパワーになっていますよ」と言ってくださるので、それが嬉しくて私のやりがいにもなっています。

「この1ヶ月何かありました?」
「実はね…」の一言を毎月楽しみにしています。

仲間 千枝子(なかま ちえこ)

沖縄大好きなM様が旅行の度にご来社してくださり、1回会って2回会って、3回会って…「仲間さんは誠実な方に思えたから話すね」と、誰にも言えないようなお悩みを打ち明けてくださいました。出会ってからもう17年目になります。今ではお互いに毎月のお電話が待ち遠しいほどですが、初めてお話したときは、言葉遣いがきれいで上品だったので、緊張してうまく話せませんでした。
 初めてご来社いただいた時にあっ!と驚かされたのでとても印象に残っているのですが、いらしてすぐに当時の社長を紹介すると、お互い初対面なのにすんなりハグをしたんです! そのフレンドリーなお人柄に触れて私もすっと肩の力が抜けました。
 以前は人見知りで自分のことを人に話すのが苦手だったのですが、お客様との出会いがあってありのままの自分でお話することができるようになってきました。介護のことや嫁の立場での悩みを私が相談させていただくこともあり、「もう少し長い目で見てみたら~」と温かく励ましていただくこともあります。
 「この1ヶ月何かありました?」と毎月お電話差し上げる度に、必ず「あるのよ!」とお電話を待っていてくださいます。「実はね、こんなことがあったの。聞いてくれる?」M様の人柄がにじみ出る「実はね」の一言から始まるお話を毎月楽しみにしています。

「ウフフ♪」と電話の向こうで笑っていただける、       最高に嬉しい瞬間です。

新垣 多美子(あらかき たみこ)

「悩んでいる時、辛い時に、多美子さんと話していると、いつの間にか少し心が軽くなったよ。なんだか前向きになってきた!」と言われることがあります。以前は引っ込み思案で、落ち込みやすく、人と話すのも苦手だった私。逆に私の母は、お店でもバス停でも信号待ちでも、どんな人とでもユンタクしてすぐに仲良くなり、「なんくるないさ」の精神でいつも前向きな沖縄のオバサンです。今では私もその影響をしっかり受け、ちょっとお節介?と思われることでも「お得意様の健康や幸せを自分の家族のように応援したい!」という想いで色々なお話を伺えるようになりました。未熟ながらも様々お困りを抱えていらっしゃるお得意様が「ウフフ♪」と笑っていただける瞬間が最高に嬉しいです。
 3人の息子の子育てをしながら仕事に復帰した時は、「待っていたよ!今は子育て大変だろうけど、今だけよ。がんばって!」と励ましのお言葉をいただき支えられることが多く、まるで全国に家族がいるみたいです。ある時、「あなたの声や話は心にすーっと入ってきて人の心に響く。電話を貰ったらヤル気になる(笑)。私も人のお宅を回る仕事をしているから爽やかな声や喜びを与えることを目指しているの。一緒に頑張ろう」と言われました。17年働いてきた中で「言葉の力」を感じた一番嬉しい一言です。

「一人でいると気持ちが落ち込んで来るけどね、
井坂さんに話して、らくになったよ。」

井坂 歩(いさか あゆみ)

「一人でいると気持ちが落ち込んでくるけどね、井坂さんと話してらくになったよ」。ご家族の介護をされている北海道のお得意様からいただいた言葉です。こんな私でも、お話を聴かせていただくことで誰かの役に立てるのかなと感じた瞬間でした。
 実は、もともと自分の気持ちや伝えたいことを言葉にするのが大の苦手です。人見知りで、人前で発言するのは大嫌い。緊張しやすく声は小さくて、何でもすぐ考え込んでしまう。入社当初はお得意様と上手に話せず、よく泣いていました。そんな私でしたが、最近は「お得意様と笑って話している声がよく聞こえてくるよ!」と先輩から言われるように。
 遠い遠い北海道の春に咲く花の香り、経験したことのない大雪の中での生活など伺っていると、沖縄に居ながらにして、ゆったり旅をしているような気持ちになり、一度もお会いしたことがないので(きっとこんな方だろうなぁ)と想いを巡らせながらお話をじんわり伺っていると、不思議と心がホッと落ち着きます。
 電話のむこうから伝わるお客様の雰囲気や言葉に安心して、いつの間にかお電話することが楽しくなり、小さかった声がいつの間にか大きくなっていました。
 お客様とのご縁や言葉に「楽しく生きる」ことを教えていただいています。

「富山さんは心配性だからね(笑)」             お得意様との会話でいつも前向きになれます!

富山 千晴(とみやま ちはる)

「富山さんは心配性だからね」とお得意様に言われた時は「えっ!お電話でも伝わってます!?」とびっくり。「伝わってるわよ!」と笑われてしまいました。子供の頃から何かあるとついマイナスの方向に考えがちで、小さなことも大きな悩みと捉えがちな私ですが、たくさんのお得意様との出会いで、少しずつ物事をプラスに考えることができるようになりました。
 大病をご経験されたT様は、そのことを感じさせないほどお元気で、毎日「誰か」のために頑張っていらっしゃいます。「マイナスに考えるより、プラスに捉えたほうが絶対良いに決まってるでしょ」「お母さんは家族の太陽なんだからいつでも明るく元気でいなきゃね」と、毎月T様のお言葉で前向きになれます。
 T様のように、これまでの人生の中で色々なご苦労、思いもかけないような辛いご経験をされてきたお得意様も多いのですが、とにかく皆さま前向き! 明るくお元気なお声、お言葉をいただき、いつも皆さまから人生の教訓を教えていただいています。
 お得意様からいただいているプラスのパワーを、お電話を通して、言葉を通じて、他のお得意様へもお届けし「富山さんのおかげで元気になれたよ」と言っていただける時が一番嬉しいです。