まるで家族のように、寄り添う気持ちで

「お水を飲むたびに玲子さんのことを思い出しているよ(笑)」

与那城 玲子(よなしろ れいこ)

  「玲子さんとのつながりが嬉しいから」。入社当初からずっと担当させていただき15年のお付き合いになるK 様が、「ちゃ~げんきを選んでいる理由は何ですか?」というアンケートにそう答えてくださった時はすごく嬉しかったです。
 K様は80代で私の母と同年代、「娘と近い年齢ね」と言われるので、母娘のような感覚でもあります。年齢を重ねられても自分のこと、家庭のこと、全てご自身でされていらっしゃるお姿は憧れです。いつも楽しそうにお料理のお話をされるので、教えていただいたお料理を夕飯のメニューにすることも多いです(笑)(沖縄の野菜・ゴーヤーのレシピを紹介いただいたことも!)
 毎月のお電話では、その月のご予定をはじめ、お変わりはないか、お食事は楽しまれているかを伺うことが多いです。水分を摂るのが少なめなK様には「水分はこまめに摂れていますか?」と何度も伺っていたので、最近になって「お水を飲む度に玲子さんのことを思い出しているよ」と言われました(笑)。
 お電話を通して少しでもお得意様の気持ちが和らぐ時間を沖縄からお届けできたらと思いながらも、お得意様からのお言葉に私自身が楽しませていただいていることも多いです。

「若さのパワーをいただきました」
一文字一文字に、胸がいっぱいに

渡嘉敷 光(とかしき ひかる)

 お電話をするたび、お葉書を書くたび、商品をお届けするたびに、「お電話ありがとう」「お手紙届きました」「商品無事に届きました」と、とても丁寧に「ありがとう」とお電話くださる83歳のY様。幼い頃からの持病をお持ちのY様は、時々1ヶ月ほどお声を聞けなくなることがあり、その度に「大丈夫かな…」「何かあったのかな!?」と心配になります。しばらくするとY様から「無事に生きて帰ってきましたよ~!あと2、3分遅かったら助からなかった」と少し疲れたお声でのご報告。あまりにも嬉しくて、口下手な私からとっさに出た言葉は「よかったでしゆ~」と訛ってしまいました…するとお互いに大笑い!
 口下手で時々、日本語が変になることもありますが、その分、絵や筆文字を書くのが好きなので、少しでも元気を届けられたらとの想いでお便りをお届けし続けていると、最近は手の震えで字が綺麗に書けないからと「お便りの返事もかけずゴメンね」と仰っていたY様から、一枚だけ、手書きでお返事が…!「若さのパワーをいただきました」と少しジグザグになった、葉書に書かれている一文字一文字を見ると胸がいっぱいになりました。お互い遠く離れて住んでいるのに、1本の電話、1通のハガキを通じて身近に感じていただけることが嬉しいです。
 お得意様がホッと笑顔になっていただけるつながりを大切にしたいです。

「たくさんの仲良し母娘の輪に入れていただいています!」

崎間 美智子(さきま みちこ)

 「お母さんの肌モチモチしてる、私の肌よりキレイ!私もイーノ使いたい!」17年間、お得意様担当をさせていただいていますと、お母様のお肌の変化に気づいたお嬢様からお電話をいただくこともあります。
「娘が帰省中に私のクレンジング水を使って、とってもいいって! 娘に電話かわるから相談にのってちょうだい」とバトンを渡されたり…。 「県外に嫁いだ娘が忙しすぎて私の電話にもなかなか出てくれない」とお客様がポロっと一言もらした折に、タイミングよくお嬢様とお話ができ「お母様もお声を聞きたがっていましたよ」と、そっとお気持ちの橋渡しをすることも。
 たくさんの仲良し母娘(おやこ)の輪に入れていただいています。「人」と「人」が繋がるこの仕事に心より感謝です。
 お客様とのつながりで一番大切にしていることは、月並みですが「真心」です。「お客様の想いを少しでも知りたい」という気持ちで向き合っています。電話を通しての会話は表情が見えないので、商品の案内や使い方の説明等は「わかりやすく・心地よい響き・心が元気になれる言い表し方」を心がけています。

つながりって面白いですね。どこかで意気投合するんです。

仲本 弘子(なかもと ひろこ)

 正直にいうと70代に入ってからとても疲れやすくなって体調的に辛い時もありますが、お客様からいろいろ教えていただくことが楽しくてこの仕事は辞められません。
 両親を早くに亡くした私は、まるで自分の親のような気持ちでお客様とお話することも多いです。「あなたからの電話で元気をもらう」と、お客様からのお言葉が嬉しくて私も元気をいただいています。毎日、北海道から沖縄まで、いろんな方とお話ができとっても幸せです。
 千葉に住む息子と姉を訪ねる機会がよくあります。その話を新潟のお客様にしたところ、「会いたいね」と言ってくださり、もう一人、群馬のお客様も。「それじゃあ」ということで、三名でお会いして一緒にお食事をしました。全員初対面です! この時初めて会った二人のお客様同士が今でもお互いにお電話しているんですって! お電話差し上げる度にお二人から「今度いつ来る?」と聞かれるんですけど、なかなか行けずにいるので「二人で沖縄に行こうか」という話になっているようです(笑)
 こうしたつながりを通して珍しいこともあるから面白いです。たくさんのお客様とお話していくうちに、どこかで意気投合するんですね。

「沖縄に親戚がいるみたい」嬉しいことがあったり
哀しいことがあったら話していただける存在に

嘉陽田 尚子(かようだ なおこ)

 自分自身も気に入っている沖縄のいいものをお客様にお伝えできるこの仕事が好きです。それがお客様に伝わる瞬間が嬉しいです。ご購入後、アフターフォローのお電話で「おかげで元気になったよ」「美味しかったよ」とのお言葉をいただける時には、自分自身の喜びもひとしおです。
 遠く離れた沖縄から、いい商品をお届けすることができ、お互いに喜びあえる。「ありがとう」の一言をいただくその瞬間が仕事のやりがいです。
 心がけていることは、いつでもお互いに気持ちよくお電話を終えられるようにお話することです。お話する回数が増え、お客様のことを気遣う想いが積もると、逆にお客様からお気遣いのお言葉をいただくこともあります。「沖縄に親戚がいるみたいで嬉しい」と言っていただけることも。
 嬉しいことがあったり哀しいことがあったらお話していただける存在、喜んで電話をとっていただける担当でいたいです。

「宮城さん、僕はね…」やっと本音が聞けました

宮城 順子(みやぎ じゅんこ)

2歳年下の、広島に住む男性。経済的な余裕はないが、健康のためにと、ちゃ~げんきをご愛顧いただいていました。なぜか、私に直接注文をすることはなく、電話で話した翌日に他の担当がご注文を承ることがほとんどでした。なぜだろうと気になっていましたが、ある時「宮城さん、僕ね、うつなんだよ」と一言。親が残した家に一人暮らし、仕事をせず引きこもっているとのこと。せっかくお話できるくらいお元気なのに、もったいない…「広島はいま桜がきれいなんでしょうね。お花見は行かれないですか?」と聞くと「行かない」と気のないお返事。
 翌月、あまり期待せずに「お花見行かれましたか?」と伺ってみると、なんと「宮城さんに言われて、兄弟を誘って行って来ました」と嬉しいお返事!「せっかくお出かけもされるんだから、パートでも始められたらどうですか。私の方が年上ですけど、頑張って働いてますよ(笑)」とまで伝えてみました。
 また次にお電話したときには「ハローワークに行きました」。私が勧めたこととはいえ、この時は驚きました。その次は、「いま、仕事に向かっている途中です。ハローワークで仕事を紹介してもらいました」。びっくりの連続です。もう何年も前のことなのですが、この方との言葉の交換は、鮮明に覚えています。
 お電話での会話を通してお客様が勇気を持ってくださり、担当としてこんなに嬉しいことはないです。

お客様の嬉しいニュースを聞ける時がいちばん楽しい。
「沖縄にもいつの日かいらしてくださいね」

宇良 敏子(うら としこ)

 21年前の入社当時、ウコンの広告を全国紙に掲載し、その時のお得意様とのご縁が現在でも続いていて感謝の日々です。健康のことを考え勉強したこと、テレビや雑誌で得た情報等をお伝えしてきました。
 また、健康の話だけではなく、お一人おひとりの趣味にも興味を持ち自分も勉強したことで、お得意様に視野を広げていただいています。 
 お得意様に良いことがあったときが、この仕事をしていて一番楽しいです。お孫さんのご入学やご卒業、ご結婚されたり、新しい家族の誕生があったりと、お得意様の喜びを一緒に喜べるのは、仕事冥利に尽きると感じています。
 お得意様がご旅行で来沖されてお会いすることが度々あります。お会いすると「あぁ、宇良さんに会えたぁ」と抱きつかんばかりに喜んでいただける瞬間は本当に嬉しいです。自分も旅好き・地理好きなので、行った先々の土地名を覚えて、その地域のお得意様にお話すると喜ばれます。その際、最後には必ず「沖縄にもいつの日かいらしてくださいね」とお伝えしています。お得意様が健康長寿になりますように、これからも自分も健康で頑張ります。