個性派食材ウコンの色・味・香り

みなさん、クイズです!ウコンはどこの部分にできるかご存知ですか?

①りんごのように木に実る

②きゅうりのように葉っぱに実をつける

③サツマイモのように土の中にできる

正解は、、、③です!

生姜科のひとつで、土の中に根をはって芋ができるんです。

土の中から掘り起こしたウコン(2021年4月3日撮影)

ウコンといえば、粒や液体など製品化したウコンはみなさんご存知でしょうが、実は、種類によって根茎(芋)の色・味・香りは様々です。

4月に「沖縄ウコン堂」の工場を見学してきました。本島北部の本部町(もとぶちょう)にあって、30年以上もウコンを扱っています。

こちら、全てウコンなんです!手前のオレンジ色のウコンは琉球大学農学部とイーノの共同研究した琉大ゴールド(秋ウコン)、後方は右から薄黄色の秋ウコン、クリーム色の春ウコン、水色の紫ウコンです。

琉大ゴールドは甘い香り。秋ウコンは土っぽく、春ウコンは水っぽい。紫ウコンは鼻を通るようなスカッとした香りでアロマにも良さそう。

香りがこれだけ違うんだから味も・・・とカプッとかじってみました。

優しい色とは反対に「にがっ!」と口に入れた瞬間声が出たのが春ウコン。ピリッとした刺激がありましたが、不思議なことに暫くすると口の中がスッキリしました。

紫ウコンは爽やかなミントのような味。秋ウコンはまろやかで一番食べやすかった。

同じ「ウコン」といっても、それぞれ個性があって、自然の中でできるものだからこそ、私たちの体にもスーッと馴染んで心地いいのかもしれません。

今日もウコンの魅力を新発見!
私の知らない魅力がまだまだ、ありそうです♪

この記事を書いた人

井坂歩(いさかあゆみ)
お客様を担当して17年。
70〜90代のお客様から体調面のご相談を受けることが多いのですが、
お客様に90歳の祖父母のお話をさせていただくこともあります。

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