沖縄のもずくはなぜ太い?

「おいしい…」

 糸もずくに出会ったのは十数年前に研修で訪れた新潟県。最初、目にした時は、そのあまりの細さに「やっぱりもずくは沖縄じゃないと太くならないんだな」と内心思った。

 しかし、食べてみるとまったく別物。沖縄のもずくは太くてブチブチ。東北のもずくは細いのにしっかりしていて、何よりぬめりがすごかった。「糸もずく」という名前だと後で知ったが、その時はあまり深く考えずおいしさだけを楽しんだ。

 イーノでは毎年旬の沖縄もずくを用意している。今年もその時期を迎え、改めて「なぜ、沖縄のもずくは太いのか?」を恩納漁協のさんに尋ねてみた。やはり最初に出てきたのは「品種の違いですよ」。

 単純に元々そういう品種で、「採れる時期も種も違う」と話す。

太もずく(別名:オキナワモズク)

どう違うのか?東北の糸もずくは1月〜2月の寒い時期に収穫され、南の沖縄もずくは3月〜4月、海水温が25度と高くなり暖かい季節になって最盛期を迎える。沖縄から北は隣りの鹿児島県奄美までの、琉球孤の海でしか採れないもずくなのだ。

 スーパーでは年中見かけるもずくだが、実は、ちゃんと旬がある。旬の沖縄もずくは、塩蔵とは違い生ならではの、新鮮でさわやかな磯の香りが食欲をそそる。特に早摘みされたもずくはなかなか流通されない貴重なものだが、新芽らしいシャキシャキ感がたまらない。

 沖縄もずくは、太さと歯ごたえを生かした調理法が多い。

 汁物にもするが、沖縄県民が大好きな沖縄天ぷらのもずくはかなりファンが多い。

3月〜4月に最盛期を迎える、沖縄もずくは、生で食べる酢の物の他、天ぷらや汁物など様々な食べ方を楽しむことができる。

独特の厚めの衣をまとって揚げられたもずくは、噛んだ瞬間にブチッとした歯ごたえ。

また、生の良さをいかした酢の物のほか、冷やしそうめんのように、つゆをつけて食すこともできる。

 糸もずくは外側にぬめりがあるのに対し、沖縄もずくは中が空洞になっているらしく、生に限らず熱を加えるなどさまざまな食べ方ができるのが魅力だ。 

 収穫の季節を迎えた沖縄もずく。旬の旨味がたっぷりつまった春の一皿、いや…三皿ぐらい楽しみたい。

この記事を書いた人 お客様担当 川満美和子(かわみつ・みわこ)

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