沖縄は、「医食同源」の考えが根強く、食べるものはすべて血となり肉となり、しかも薬となると考えていました。昔は、みんな自分の屋敷に「アタイ」と言って畑があり、小さくてもフーチバー(よもぎ)、アロエなど野草が植えられていました。その中の一つがウコンです。
ウコン女子の中地香苗(なかちかなえ)さんに聞いてみました。
「ウコンの活用法で一番びっくりしたことは?」
中地香苗
歯が痛いところにそのまま詰める聞いた時はびっくりした。そのままウコンを詰めるっていうことだよね。もはや、薬だよね。
大城美佳
殺菌作用や抗炎症作用があるからだろうね。やけどや擦り傷とか患部に塗ってたって聞いたこともある。
中地香苗
あとあれだ!水虫。ウコン水をタライに作ってそこに足を入れてたって。身近でよくありそうなお困りごとに良かったんだね。ウコンってカレーだけでなく、本当にいろんなものに入ってるよね。
大城美佳
たくわんの黄色もそうだし、マスタードや味噌やピクルス、餅に素麺に、、、あと、マフィンにもウコンが入ってたよ。ウコンの黄色って何にでも合うんだね。
中地香苗
沖縄のお箸「赤黄ばし」も。昔は赤は漆(うるし)で滑り止め、黄色はウコンで着色することで、殺菌、抗菌効果になってるんだって!ただのカラフルな箸だと思ったら大間違い。
大城美佳
あと紅型!!琉球では黄色地の衣裳は王家のみが使用できる格の高い色だとか。
黄色は高貴な色なんだね。
ウコンは、昔から今でも頼りになるものとして活用されているんですね。まだまだ知らないウコンの活用法がありそうです。大城美佳(おおしろみか)