生ウコンを持って沖縄料理の店「ゆうなんぎい」へ行ってきました。

 

 私たち会社から約10分ほど歩いたところに、50年続く老舗の沖縄料理店「ゆうなんぎい」があります。国際通りからちょっと入ったところにあり、地元の人だけでなく観光客でも賑わう人気店です。

 沖縄料理はシンプルなんですがシンプルなだけに、出汁をとったり、素材を活かした調理に手間と工夫が必要です。そのため、なかなか家庭では出せないゆうなんぎいさんの味が恋しくなって私たち職員も時々食べにきます。

 

 先日、琉球大学でイーノと共同研究をしているウコン(琉大ゴールド)が収穫の時期を迎えると言うことで、ウコン畑に行ってきました。その採ってきたホヤホヤのウコンを持って、ゆうなんぎいさんに美味しい食べ方を教えてもらいに行きました。

ゆうなんぎいさんの店主 辻野愛子(つじのあいこ)さんに見せると、「すごいねー、生のウコン?」と興味深々。一番驚いていたのは「香りすごい。びっくりした。これウコンなの?」と不思議そうに何度も匂いを嗅いでました。新鮮なウコンは、ほのかに甘い香りがするんです。

すぐさま、料理に入れてみよう!と、包丁で皮を削り、しりしりーで擦りおろします。「すごい色だねー。手が真っ黄色さー。これだけ栄養がいっぱいってことでしょう。」と見るだけで私までワクワクしてきます。ゆうなんぎいさんでも生のウコンを扱うことはほとんどないそうです。

 「ソーメンチャンプルーに合いそうじゃない?色も綺麗だし、沖縄のピパーチ(胡椒)とウコンと混ぜたら沖縄風ペペロンチーノだね」と辻野さん。

「カツオ出汁のソーメン汁に入れても美味しいかも。スライスにしてみようね」次から次にレシピが思い浮かんだら、「やってみないとわからないさーねー」とすぐに実践。

ウコンの旨みを味わうために、みじん切りや千切りなど切り方も工夫します。「料理の味の邪魔をしない」とウコンの魅力も発見です。なんと、せっかくだからゆうなんぎいランチに出してみることに!続きはまた紹介します。(文:大城美佳)

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