【2/3】節分、鬼よりも福をたくさん招いているお客様に出会いました

沖縄の皆さんはお元気ですかと労いの言葉をかけてくださったお客様。お礼をお伝えし、お客様ご自身のご様子を伺うと、雪で植えてる野菜がやられてしまったととても残念そうに話してくださった。ご自宅周りで色々な野菜を育て、収穫を楽しみにしていたのだろう。

気落ちされているご様子で、歳ばかりとって嫌になるという呟き声も聞こえてきた。何か少しでも気持ちが切り替わるきっかけになればいいなと思いながら、野菜とは全く関係ない節分の話を切り出した。

きっとお客様にも追い出したいオニがいるんだろうなと思いながら伺うと、あげたらキリがありません!ときっぱり一言。それっきりグチも弱音も仰らない。

そして、次の瞬間、ニコニコした顔がお電話越しにも浮かんでくるような嬉しそうな声に変わり、私はいつも福を招いていますよと仰ったのだ。

つい先ほど、お嫁さんが手作りの巻き寿司を持ってきてくれたそうで、ご主人と一緒に恵方巻きを「南南東」を向きながら食べる予定らしい。

それだけではなく、今日は色々なお友達がお赤飯やらご馳走やら、豆まきの豆まで持ってきてくれた賑やかな一日だったそうだ。友達が多いもんでありがたいと何度も感謝の言葉を繰り返す温かいお声に、お友達が次々に訪ねてくる理由が分かる気がした。

福を招くお客様のお宅にはお友達がひっきりなしに訪れる。それこそがこの方にとっての「福」は内〜♪

私も出来ていないことや追い出したいオニのことばかりを考えず、招きたい福のことを考えます!とお客様に感謝をしながらお電話を切った。

タイトルとURLをコピーしました