2026年6月4日
宮古島で完熟マンゴーを育てるマンゴー農家・高吉正信さんにお話を伺いました。そこには、20年以上積み重ねてきた経験と、宮古島の豊かな自然とともに育てるマンゴーづくりがありました。

月の満ち欠けを見ながら育てる宮古島マンゴー
「農業は天気だけじゃない。月も大切にしているんですよ」
高吉さんは、月の満ち欠けや潮の流れを観察しながらマンゴーを育てています。大潮、中潮、小潮の変化を見ながら、虫の発生や植物の動きを予測するそうです。
昔の人たちが感覚的に知っていた自然のリズムを資料を読み込みながら学び、マンゴー栽培に活かしてきました。害虫が発生しやすい時期や防除のタイミングも、月の動きと重ねて考える。
マンゴーだけを見るのではなく、自然全体の流れを見ながら栽培することが、高吉さんの農業の特徴です。
ミツバチと一緒に育てる
高吉さんのマンゴー栽培には、ミツバチも欠かせない存在です。マンゴーの受粉にはハエを利用する方法もありますが、高吉さんはミツバチによる受粉にこだわっています。

「蜂の管理は難しいし、お金も手間もかかる。でもミツバチで育てたい」
蜂は群れが逃げてしまったり、弱ったりすることもあります。それでも試行錯誤を重ねながら養蜂を学び、自分で群れを増やしてきました。今ではマンゴー栽培だけでなく、養蜂そのものも楽しみのひとつになっています。
農業は毎年新しい発見がある
高吉さんはこれまで、役所や試験研究機関、コンサルタントなど、色々な仕事を経験してきました。どの仕事も面白さがありましたが、今は一番農業が楽しいと言います。
毎年、違う課題があり、新しい発見があります。勉強を続けなければいけないからこそ面白い。20年以上マンゴーを育て続けても、まだ学ぶことがあるそうです。
お客様に一番おいしい状態で届くマンゴーを
高吉さんが特に大切にしているのは、「お客様のもとに届く瞬間」です。マンゴーは収穫して終わりではありません。収穫直後は色づきが十分でなくても、数時間後には見違えるように鮮やかな色になることがあります。高吉さんはそれを「マンゴーが自分で化粧をする」と表現します。20年以上観察を続ける中で、収穫後の色づき方や熟し方を見極められるようになりました。

そのため、収穫後すぐに発送するのではなく、温度管理した部屋で状態を確認しながら出荷しています。さらに、箱や保護ネットまで冷やし、お客様のご自宅に届く頃に最もおいしい状態になるよう工夫しています。お客様からこんなお声も増えています。
「あんたのところのマンゴーは、箱を開けた瞬間にマンゴーの香りが部屋いっぱいに広がるよ。他と違う!」
宮古島マンゴー栽培の魅力とは
毎朝ハウスへ行き、実の色や香りを確認する。昨日との小さな違いを見つける。思っていた通りに熟していた時は、今でも嬉しくなるそうです。20年以上続けても発見があり、毎年新しい学びがある。だからマンゴーづくりは楽しいし、面白い。そして何より、お客様に喜んでもらえた時が一番嬉しい。
高吉さんのマンゴーには、宮古島の自然と向き合い続けてきた20年以上の経験と、「お客様においしいマンゴーを届けたい」という想いが詰まっています!
2026年もご予約承っています。 【2026/7/13 今年のマンゴー販売は終了いたしました】ご予約はこちからから

宮古島マンゴー担当の井坂です。
寡黙で、まるで研究者のような高吉さん。天気や潮、月、ミツバチの様子まで観察しながら、20年以上マンゴーと向き合ってこられました。たくさんの自然の力と仲間に支えられて育ったマンゴーは、一度知ったら忘れられない香りが魅力です。宝石のようにキラキラッと輝く果肉を頬張ると思わず笑顔になります。暑さの厳しい夏だからこそ食べたくなる、そして夏が楽しみになる。そんな高吉さんの完熟マンゴーです。


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