沖縄とんでもない物語・飲み物編「黒麹もろみ酢」

夏は、冷やしたもろみ酢を、炭酸割りで飲むという人も多い。一瞬で爽やかにスカッとし、何よりおいしい。

猛暑を乗り切る天然パワー

「プハ~! 生き返る~」
ゴクゴクっと一気に飲み干した琥珀色の液体が火照った体に染み渡り、汗と疲れがスーッと引いていくようだ。3階まで担いできた三日分の買い出しの荷物の片付けもそこそこに、冷蔵庫で冷やした「黒麹もろみ酢」を小さなグラスに注ぎストレートで飲む。特に夏になると、体が欲して飲みたくなる一杯。またこの季節がやってきた。

酢酸のツンとした酸っぱさがないもろみ酢はストレートでも飲めるまろやかな味が特徴。

名酒泡盛を生む黒麹菌の力

「黒麹・全麹仕込み」で醸造することによって、天然のアミノ酸・クエン酸を豊富に含むもろみ酢ができあがる。

イーノのお客様担当のご主人(70代)は、晩酌のお酒を切らした時、食前酒代わりに黒麹もろみ酢をオンザロックで飲んでいるそうだ。「アルコールは全く入ってないけど、なんとなく飲んだ気分になるみたい」。
実はこのもろみ酢、沖縄の名酒泡盛を作る過程に出るもろみからつくられる、とんでもないパワーを持った副産物なのだ。
もろみ酢の元となる泡盛を作る際には「黒麹菌」が欠かせない。仕込み段階で水と酵母と黒麹を加えたもろみの発酵時には、天然のクエン酸が大量に作り出される。高温多湿の沖縄の酒造りには、他の雑菌を寄せつけない力を持つ「黒麹菌」が最適なのだ。

14~15世紀にはすでに製造されていた泡盛の長い歴史と比べると、実はもろみ酢の歴史はまだ浅く約50年前のことだという。昔、酒造場で飼っていた豚にこのもろみ粕を食べさせると肉質が良く病気になりにくかったことがヒントとなり、試行錯誤を経て栄養豊富なもろみ粕を活用したもろみ酢が誕生したそうだ。(開発・発案者株式会社石川酒造場)

疲労回復と美肌のカギ

このもろみ酢には、疲労回復や免疫力アップなどの健康維持に役立つ天然のクエン酸がたっぷり含まれている。さらに、つや・ハリをつくる美肌効果のあるアミノ酸やミネラルも豊富で、特に体内で合成することができない必須アミノ酸9種類を含め18種類ものアミノ酸を含む健康ドリンクなのだ。
こんなに長い歴史のある泡盛なのに、もろみ酢の誕生はまだ近年のことだったことに驚いた。そして、こんなに栄養たっぷりのパワードリンクがずっと身近にあったなんて、目からウロコだ。

今年の酷暑にこの一杯!

色々な飲み方を楽しめるのも「黒麹もろみ酢」の魅力の一つ。
毎日寝る前にストレートで一杯飲んでいるのはお客様担当の宮城順子さん(70代)。「疲れが取れるしとにかく美味しいのよ。後から喉の渇きがないのがいい」。
企画制作部の富山千晴さん(40代)は「会社から帰宅すると、冷やしたもろみ酢を炭酸水で割って料理を作りながら飲むとスカーっとして最高!バレーボールをしている息子(12歳)も美味しいと一緒に飲むのが夏の楽しみです」という。

また、私が担当している60代の男性のお客様(沖縄県)は水で薄めたもろみ酢を水筒に入れ、熱中症対策に毎日持ち歩き「飲んでいると調子がいい」そうです。
今年は全国各地で統計開始以来、最も早い梅雨明けが宣言された。熱中症警戒アラートも連日のように発表されている。日頃の夏の対策に加え、この長い猛暑を乗り切る一杯として、ぜひ沖縄のパワードリンクをお役に立てていただきたい。

お客様担当 新垣 多美子(あらかき・たみこ)

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